■ [TCO]TCO12 onsite参加記
2012年を振り返ると思い出すのはなんといってもTCOのオンサイトに参加できたことなので、少しでも覚えているうちに参加記を書いておく。
1日目
成田空港からの出発。国際線乗るのは初めてなので余裕を見て搭乗時刻の3時間前くらいに行ったら、カウンター自体がまだ営業開始していなくて途方に暮れる。とりあえず成田うろつきまわりんぐ
そのうちカウンターが開いて手続きできるようになったのでやる。終わったところで日本から参加する他の人たちが集まっているのを発見。
このときhirosegolfさんと初会話(初対面は以前KUPCオンサイトの時にしていた)+dolphinigleさんと初対面。
皆さんの搭乗手続きが終わって蕎麦屋で昼ご飯。うなぎを発見する。
乗り換え地点のワシントンまで12時間のフライト。hirosegolfさんとchokudaiさんが隣の席だった。途中一時ものすごく揺れて死ぬかと思った。
あまりに暇なので、座席に付いている映画とか見れるやつに入ってるミニゲームを全部制覇した。数独のExtremeレベルが本気でエクストリームな難易度でやばすぎ。
あとはAtCoderについての話をしたり、本を読んで意識を高めたりしていた
ワシントンで乗り換えなんだけど、入国手続きのカウンターが最初複数あったはずなのに途中から1つに減らされたりやたら手間取っている人がいたりして、乗り継ぎ失敗かと思われたが空港内をリアルマラソンしてなんとか搭乗。
目的地のオーランドまで2時間くらい。隣がwataさんだったので著者の前で蟻本を読むという栄誉に預かる。
空港で待っていたお迎えの人にホテルまで送り届けてもらう。
チェックインの時に、ホテルのスタッフに日本人の方がいて神対応をしてもらった。
これまで皆2人1部屋だと思っていたが1人1部屋であることが発覚。なぜか毎日取り替えても使い切れないくらい大量の枕が部屋にあった。
売店で夕飯を買ってきて、部屋で集まって食べたりだらだらしたりしたのち解散。
2日目
この日は夜に開会セレモニーがあるだけなので、ディズニーに行こうという話になっていた。
が自分は長旅でかなり疲れてたり、英語キーボード(使ったことない)の練習したかったりというのがあったのでホテルに残ることにした。
ホテルの中にあったJava’s Coffee Caféというカフェで朝食をとる。
ディズニーへ出発する皆さんを見送った後、ホテルを深さ優先探索する。
売店で歯ブラシやスナックを買ったり、昼ご飯を買ってきたり(このときに食べたイタリアンサンドがこの旅行中一番おいしかった食事だった)。
あとは部屋で持ってきた英語キーボードを使ってAOJを解いたり。
夜になって開会式。参加賞をたんまりもらう。今年はキーボード会社がスポンサーなのでキーボード(本番で使うのと同じの)をもらえた。良い。
壇上に並べられた机に自分のハンドルがあるのを確認して感激する。
ainu7さんやwleiteさんと挨拶したり。
部屋に戻って、もらったキーボードを使ってAOJやったり本番で使うライブラリとかテンプレート作ったりして就寝。
3日目
コンテスト本番。
30分の準備時間のうちに前日作ってbitbucketにアップしておいたライブラリをダウンロードしたり、空のプロジェクトを作ったり。
早く終わって暇だったので指ならしにAOJやろうかと思ったらなぜかログインできなくて諦めた。
コンテスタントの紹介があった後に競技開始。
問題はこれ。 http://community.topcoder.com/longcontest/?module=ViewProblemStatement&rd=15154&pm=12204
最初に問題文を読んだとき、うへー幾何だーと思ったが運良くあまりバグらず組めて結果はまあまあだった。
あと、いつものようにビジュアライザを改造してマルチスレッドでテストできるようにしようとしたら、今回は問題の性質のせいかビジュアライザのコードがやたら複雑化していて改造できなかった。この問題は時間かけて改善していく系ではなくてテストに時間かからないのでよかったけど…
12時間マッチは順位表の移り変わりが激しくて激アツですね。
昼ご飯はマラソンの競技者だけ別テーブルに隔離されて取るのだけど、そのときの微妙な雰囲気がなんか面白かった。
コンテスト終了の夜10時まで夕飯が取れなくてお腹空いたのでコンテスト中にコーラ2本も飲んでしまった。
りんごさんからペロリンを借りたので、コンテスト中ずっとモフモフしてた。
コンテスト中も周囲の人々はけっこう容赦なくエアホッケーで遊んだりラジコンを飛ばしてきたりするので、騒がしさに敏感な人は対策取っとかないと辛そう。
4日目
Algorithmのsemifinalとwildcard roundの応援。
ir5さんが「絶対問題作ってるだろ」と言われていたがやっぱりだった。
中国の人がACRushの画面(全員の画面はミラーリングされてて観客が見れるようになってる)にずっとパソコンを向けて録画?配信?している様子でアツい。
あとはStudio部門の様子を覗いたり。
5日目
午前中はMod Dashのfinalだけで暇だったので、Marathon参加者たちで本番に書いたコードの改善をしていた。
colunさんがかなり高い精度を出していた。(本番で問題読み違いがなければ3位以内には入ってたんじゃないのこれ)
Mod Dashは半分くらいが中国の人だった。これに限らずDevelopment系の部門は東南アジアの人が多い。
午後からAlgorithmのfinal。finalということを考慮しても激グロなセットだった。
その後結果発表。順位表が順番に凍結解除されていくのは盛り上がりますね−。
音楽バーみたいな所に移動して閉会セレモニー。
しかし演奏は良いのだけど、ずっとでかい音が鳴っていてあまり会話ができないのはちょっと残念。
6日目
TCOは終わったけれど、1泊延長してユニバーサルスタジオへ遊びに行った。
10月だけど真夏の暑さ。
垂直に登るジェットコースターに乗ったり水上を進んでいくアトラクションでずぶ濡れになったりコーヒーカップを本気で回して高速回転したりした。
フリーフォールに乗ろうとしたら、「天候が悪くなってきているので運行中止」と言われて、まだ雨も降ってなくてちょっと風が出てきたかな、というくらいだったのにそんなもんなのか、と夕飯を食べていたら、ものすごい雨が降ってきた。
止みそうになくて帰りのタクシーの時間も迫ってきているので、またずぶ濡れになりつつ強行突破。
なんとかタクシー乗り場までたどり着いたら、約束していたタクシーが見当たらない。
仕方なく別のタクシーを拾ってホテルまで。
ところで夕飯はコストパフォーマンス素晴らしい内容でした。遊園地の中のレストランとは思えない
延泊分は8人で2部屋しか取っていなくて、僕がいた部屋は3人しかいなかったのでベッドが2つとソファでそれぞれ寝たのですが、もう一部屋は2つのベッドに5人でどういう状況だったのだろう…??
7日目
朝6時くらいに出発というスケジュールなので早起き。
TopCoderの手配した人に空港まで送ってもらう。空港までの車に乗り合わせるはずだった人(行き先は別)が来なくて置いて行かれてた。悲しい…
空港でアメリカーンな感じの朝ご飯を取って飛行機へ。
まず2時間かけてシカゴまで。そしてシカゴで乗り換えて東京まで、なのだけど乗り換え時間が40分しかない。大丈夫かいな、と思っていたら、空港でANAのスタッフの人が待ち構えていて乗り換え搭乗口までサクサク連れて行かれた。いったいどうなったらこういう対応をして貰えるのだ
12時間かけて東京まで。シカゴの時点で周囲の半分くらいが日本人になってかなり日本感高まっていた。飛行機ANAだし。
今度は席がバラバラだったので会話もできず、パソコンでpythonのチュートリアルとrimeのソースコードを読んだり、うとうとしたりしていた。
やっぱり12時間のフライトは長い…
そしてお土産買う時間がなかった。残念
総括
ものすごく楽しかったので、また2013年も2021年も是非参加したい。
英語を聞き取るのが苦手であまり満足に会話できなかった。次回このような機会があるときは強化して臨もう。