■ [TCO][MM] TCO17 Onsite
10月20日(金)
16時の飛行機で成田から出発。空港に着いたのは2時間弱前で、サンドイッチ食べるくらいの余裕はあった
こういう話があるので今後はもっと早く行った方が良さそう http://www.afpbb.com/articles/-/3148112?cx_position=34
12時間かけてワシントンまで行き、そこから乗り継いでバッファローまで。
乗り継ぎの間は1時間40分で、入国審査のカウンターが一つしか開いていなくて、列がなかなか進まず出発時間ぎりぎりだった。空港内をリアルマラソンしてなんとか(5年前と同じ…)
飛行機内では、機内誌を読んだりiPadで本を読んだり。仕事しようかとも思ってたけど、照明落とされるのでPCを開く気になれなかった。
機内誌にスタンディングデスクの広告が2つ載っていた。流行りか…。
現地時間の17時頃にバッファロー到着。Topcoderの手配でホテルまで送ってもらう。mugurelionutさんと一緒だった。
やっぱりホテルの部屋が一人には広すぎで落ち着かない。
ホテル近くのスポーツバーで夕食。サンドイッチやハンバーガーを頼んだところ、やっぱりアメリカンサイズのが出てきてワイルドだった。
10月21日(土)
朝食はホテルのバイキング。食べ物の種類は少ない。飲み物の種類が多く、持ち帰り用のカップがあるのは良い。
この日は夜にWelcome Receptionがあるだけなので1日オフ。chokudaiさんとりんごさんはナイアガラの滝に行っていたが、僕は体を休ませたいのと英語キーボードの練習をしたいのとでホテルに残る。
持参したキーボードでAOJの軽い問題を解いたりしてた。
昼食はホテル近くのdomino's pizzaで。焼きたてのピザおいしすぎる…。
19時からWelcome Reception。会場はホテルとは別で、大学?研究所?のキャンパス。そこが今年のTCOのメインスポンサーでもある。ホテルから徒歩15分くらいで、シャトルバスも出ている。
バスがいつ来るかよくわからず、歩いて向かっているグループについて行った。
会場について参加賞をもらう。なんかノベルティ少なめだ。5年前に会った他のコンテスタントの人たちに挨拶する。
Marathon参加者の人たち、すでにデスクで各自準備を進めている。本来はコンテスト開始30分前からなんだけど、やっちゃっていいのかなあ…と思いつつ自分もやる。まあ、やることはそんなに無いのだけど。JDKが入ってなかったのでインストールしたくらい。英語版Windowsは普段使わないのでPATH通すのに手間取ったりしてた。
デスクの環境はこんな感じ。
MilaninさんがMM95の画像を表示していた。
10月22日(日)
朝は会場まで徒歩で行った。空気が気持ちいい(気温は東京と同じくらい)。
9時-19時でコンテスト。昼食として自席で食べられるサンドイッチを用意してもらえるのは大変ありがたい。
最初数分問題が開けなかったりしたけど、まあこういうのはよくあることなので慌てず待つ。
だいぶオーソドックスな問題だった。とりあえず問題を読んで、テスターのコードを読んでカスタマイズ(別プロセスではなく直接自分の解答を呼び出す・マルチスレッド化・出力に情報を追加)して、空解答を作って動かすまでが40分と、なかなか順調にいった。
10時間ではあまり難しいことできないので、基本的には近い所を取りに行くgreedy。それに評価関数の要素をいろいろ加えていく感じだった。ただ最後2時間くらいは、1位とはかなり差があったのに細かいパラメタ調整に終始することしかできず不毛だった。もうちょっと攻めるべきだった。
インタラクティブ形式でありつつ隠しパラメータがほとんど推測可能なので自分でシミュレーション可能という重要な特徴があるのだけど、それに最初気づいていなくてこの特徴を解答に取り入れることができず、残念。
やっぱり慣れないキーボードだとかなりタイピング速度が損なわれるので、次回は自分用のキーボードを持ち込もうと思った。
終了後は会場で夕食を取りつつAlgo Semifinal1を見る。
ホテルに戻ってからはTopcoderスタッフの方に連れられて2日前に行ったのと同じバーで軽く飲み。
10月23日(月)
さすがに前日は疲れたのでゆっくり目(8時半くらい)の起床。
一人で座って朝食を取っていたら、mugurelionutさんとmarek.cyganさんがやってきて、それからPaulJefferysさんも来て会話していた。途中からヨーロッパにおける政治事情の話になってまったくついていけず置物と化していた。
コンテストの問題についてとか、トピックが限定されていてなじみのあるものならまだなんとかコミュニケーション取れるのだけど…。
昼からナイアガラの滝を観に行った。会場からシャトルバスが出ており、25分ほど。
時間そんなにない&お金それなりにかかるということもあって、滝の下までは降りずに上を歩いて回っただけだけど、カナダ側は一帯が水しぶきで覆われていて、雨が降ってないのにずぶ濡れになる感じで満喫した。
帰りのバスの時間がわからず2時間待つ羽目になり、AlgoとMarathonの人は参加してね!と言われていたData Science Workshopには参加できなかった。
会場に戻り、UI PrototypeとDevelopmentのコンテスト風景を眺めた。みんなハッカソンガチ勢っぽい。使われているエディタが、Atom,VSCode,Sublimeなど様々に分かれていて、Developmentでは使われている言語も様々で面白かった。
10月24日(火)
翌日の飛行機が早いので、この日は早め(6時)に起床。
朝食後に会場へ。UI Design部門のコンテスト風景を眺めた。
このへんのコンテストの種類について書いておくと、こんな感じ。
- UI Design
- アプリケーションのコンセプトが与えられるので、画面のグラフィックデザイン案を作る。Photoshopとかワイヤフレーム作成ツールを使う、デザイナのコンテスト。
- UI Prototype
- アプリケーションのデザイン・ワイヤフレームを元にHTML・CSS・JavaScriptを書いてそれを実現する、フロントエンド実装コンテスト。
- Development
あと、TCOブロガーであるgorbunovさんがたたずんでいたのでいろいろ話した。
午後からAlgo Final。りんごさんの応援をしつつ観戦する。
その後閉会式・結果発表。ニューヨーク州の副知事が来ており、挨拶がいかにも政治家という話しぶりだった(ちなみに開会式にはバッファロー市長が来ていた)。
移動してバー的な店でclosing reception。
Nickolasさんにマラソン問題を作るときに考えていることについて聞いたり。
タコス食べたら相当おなかいっぱいになった。
10月25日(水)
飛行機が朝7時発なのでホテル出発が5時。眠い…
空港で軽い朝食を取って、まずはシカゴまで。
シカゴで4時間待ち。空港をうろついたりサンドイッチ食べたりだらだらしたりしていた。
その後成田まで13時間。本読もうとしたがなんかもう目が乾いてダメだった。半分寝ていた。
10月26日(木)
16時頃に到着。いったん会社に立ち寄って雑務やってから帰宅。
この日はまだ興奮してたのか6時間弱しか寝れなかったけど、次の日に13時間寝てしまってだいぶ疲れてたのだなあと。
また来年参加できるようがんばろう。もっとコミュニケーション取れるように英語も(生きていて英語使う機会がTCOしかないので、これを逃すと一生習得できない)。